くも膜下出血

頭痛はくも膜下出血の前兆かも?くも膜下出血の前兆・症状と対処法

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頭痛はくも膜下出血の前兆かも?くも膜下出血の前兆・症状と対処法頭痛の中には、命の危険があるものがいくつかありますが、くも膜下出血もその1つです。

くも膜下出血は、年間に10万人中、10~20人が発症するというデータがあります。

決して他人事ではなく、私たちはいつこの病気に襲われるか分かりません。

しかし、この病気には前兆がありますから、その症状を知っておくなら、命が助かり、後遺症を残さないようにするよう助けられるでしょう。

特に、頭痛持ちの方は、いつもの頭痛と間違えないように注意が必要です。

ここでは、頭痛を含んだくも膜下出血の前兆・症状と対処法についてご紹介していきます。

 

1.くも膜下出血の3つの原因と危険度

頭痛はくも膜下出血の前兆かも?くも膜下出血の前兆・症状と対処法

まずは、くも膜下出血とはどのような病気でしょうか?

脳の表面には、軟膜、くも膜、硬膜という3層構造がありますが、そのうち、くも膜と硬膜の間にある空洞部分をくも膜下腔と呼びます。

このくも膜下腔が出血した状態をくも膜下出血と言います。

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くも膜下腔には脳の栄養血管である動脈が流れていて、脳脊髄液が循環しています。

それでは、くも膜下出血の具体的な原因と危険度について説明していきます。

 

①くも膜下出血はなぜ起こるのか?

頭痛はくも膜下出血の前兆かも?くも膜下出血の前兆・症状と対処法では、くも膜下出血はどのような原因で起こるのでしょうか?

次のような原因でくも膜下出血が生じるとされています。

それでは、くも膜下出血が起きる原因を説明していきます。

 

脳動脈瘤の破裂が起きたため

脳の血管の一部が膨らんでコブができた状態を脳動脈瘤と言いますが、それが破裂した時に出血します。

脳動脈瘤は、よほど大きくならないと、症状が出ないため、そのため、くも膜下出血は突然発症するのです。

くも膜下出血の8~9割がこの原因であるとされています。

 

「脳動静脈奇形」の場合血管が破裂しやすい

脳の血管が正常でない形となっている脳動静脈奇形。

この場合、血管が破裂しやすくくも膜下出血の原因となります。

 

脳の血管が裂ける「脳動脈解離」が原因

脳の血管を構成している内膜、中膜、外膜の3層が裂けることで起きるのが、脳動脈解離です。

血管のけがとも呼ばれ、自然と治ることもありますが、うまく治癒しなかった場合、裂け目が広がり、くも膜下出血を起こすことがあります。

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他にも、事故や転倒などで頭部の外傷を負って血管が切れたり、血液や内臓の病気で血が止まりにくく出血したりすることが原因となる場合がありますし、原因が分からないケースも見られます。

 

②くも膜下出血の危険度はどれほどか?

頭痛はくも膜下出血の前兆かも?くも膜下出血の前兆・症状と対処法では、くも膜下出血は命の危険はどれほどでしょうか?

非常に重篤な病気です。

発症すると、3分の1は死に至り、3分の1は後遺症が残り、3分の1は社会復帰できるほど回復するとされています。

軽症であっても、再破裂したりすることもあり、油断できない病気です。

発症から最低2週間は安心できる状態にはならず、脳梗塞や水頭症などの発症にも注意が必要で、軽症でも1~2ヶ月の入院が必要になるでしょう。

脳内出血を合併したり、片麻痺、言語障害、視野狭窄、記憶障害、意識障害などの後遺症が残ったり、重度の場合は寝たきりになることがあります。

 

2.くも膜下出血の4つの前兆とは?

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くも膜下出血には30%ほどの人に次のような前兆があるとされています。

ここからは、くも膜下出血の4つの前兆をご紹介していきます。

 

①持続的な頭痛が起こる

頭痛はくも膜下出血の前兆かも?くも膜下出血の前兆・症状と対処法2週間から1ヵ月くらい前から持続的に頭痛が現われるとされています。

痛みの程度が激しいものばかりではなく、軽い頭痛の場合もあるとされていますから、頭痛持ちの方は特に注意が必要でしょう。

頭痛持ちの方は、頭痛以外にも他の前兆が起きていないかを考慮して、いつもの頭痛と何かが違うと思ったら、早めに病院での検査をオススメします。

また、痛みと言うよりも、ぼーっとする、モヤモヤするという場合もあります。

 

②視覚の異常が発症する

頭痛はくも膜下出血の前兆かも?くも膜下出血の前兆・症状と対処法物がぼやけて見える、物が二重に見える、片目だけ見にくい、いつもより周りが暗く感じるなどが前兆があります。

また、めまいなどが現われる傾向にあります。

 

③血圧が大きく乱れる

頭痛はくも膜下出血の前兆かも?くも膜下出血の前兆・症状と対処法数日前から血圧の乱高下が繰り返し生じるとされています。

高血圧の方がくも膜下出血を発症する可能性も高いとも言われていますから、高血圧の方で毎日血圧をチェックしておられる方は、特に注意してください。

 

④吐き気や嘔吐が生じる

頭痛はくも膜下出血の前兆かも?くも膜下出血の前兆・症状と対処法頭痛に伴って吐き気嘔吐が生じるとされています。

偏頭痛持ちの方も吐き気や嘔吐を伴うことがありますから、間違えないようにしましょう。

こうした前兆が出たら、早めに病院を受診しましょう。

 

3.くも膜下出血が発症した場合の症状

頭痛はくも膜下出血の前兆かも?くも膜下出血の前兆・症状と対処法くも膜下出血を発症した時の症状はどのようなものでしょうか?

バットや金づちで殴られたような激しい、強烈な頭痛が突然生じます。

これまでに感じたことのないような痛みとされていて、そのまま意識を失い倒れることも多いです。

頭痛は後頭部が多いとされていますが、他の部分の場合もあります。

他にも、吐き気や嘔吐、けいれんなどが現われるとされています。

中には、即死してしまうこともあります。

 

4.くも膜下出血を発症したらどうすればいい?

頭痛はくも膜下出血の前兆かも?くも膜下出血の前兆・症状と対処法もし、くも膜下出血のような症状が出たら、すぐに救急車を呼びましょう。

一刻を争います。

発症してから、処置までの時間が短ければ短いほど、命の危険、後遺症の有無、程度などが変わってくるからです。

健康な人でも突然襲われるのがこの病気ですから、ここで読まれた特徴をよく覚えておいて、迅速な対処を取る事をオススメします。

 

5.くも膜下出血の予防法とは?

頭痛はくも膜下出血の前兆かも?くも膜下出血の前兆・症状と対処法

家族にくも膜下出血の方がいれば、リスクは2倍高まるとされていますから、必ずしも予防できるとは限りませんが、気を付ける方法はいくつかあります。

高血圧の方はリスクが3倍とされていますから、日頃から血圧のコントロールを心がけましょう。

特に食事において、塩分の摂り過ぎに注意してください。

また、アルコール喫煙もリスクが高まりますから、控えることをオススメします。

 

まとめ

頭痛はくも膜下出血の前兆かも?くも膜下出血の前兆・症状と対処法頭痛を含んだくも膜下出血の前兆・症状と対処法についてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

くも膜下出血は、死亡率の高い病気です。

しかし、前兆がある場合もありますから、頭痛や吐き気、目の異常などを見逃さないようにしましょう。

特に、頭痛持ちの方は、いつもの頭痛と間違えないようにして、違和感があったら念のため病院に行くようにしてください。

予防しきれない病気でもありますが、症状が発症したら素早く対処して大切な命を守っていきたいですね。

引き続き、「頭痛による危険な病気と対処法」をご紹介していきます↓



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