心不全

命の危険を脅かす心不全5つの症状や6つの検査方法

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命の危険を脅かす心不全5つの症状や6つの検査方法

病院で検査を受けたら、医師から「心不全ですね。」と…。実は病名とも思われる心不全ですが、そうではなく症候名(群)なのです

症候名(群)とは心臓病に関する様々な病気の症状を発症することによって、心臓が身体全体を機能させるための血液を供給できなくなった症状をいいます。

ここでは、心不全(症候名(群))に関するさまざまなことに触れてみたいと思います。

 

心不全の症状は5段階ある

心不全の症状という字の意味からすると、「心臓がストップする」ことにように感じる方もいるかもしれません。

しかし実際は、心不全だからといって心臓がストップすることではありません。

心不全とは身体に発症したさまざまな病気によって、心臓がすべての臓器に十分な血液を送り出せなくなった症状をいいます。

そのことからもわかるように心不全自体が非常に複雑な症状である故、「原因・症状(病態)・治療・予後」等々といったことを定義付けすることが難しいのです。

しかしそうした現状の中にも、心不全の主な症状を見極めることができる症状があります。「疲労感/倦怠感/息切れ/呼吸困難/むくみ」

そして心不全の症状は、次の5段階に分類することができます。

 

ステージ1

普通に階段などの昇降をした時、息が切れてしまう(この段階は心不全の兆候がみられるだけで、心不全と診断されたわけではありません)。

 

ステージ2

階段を昇降すると、すぐ苦しくなり途中でやすんでしまう/夕方になると、足に酷いむくみが現れる(この段階になると心不全と診断されますが、通院治療で大丈夫です)。

 

ステージ3

平地を歩いても息切れを起こす/安静にしていても呼吸困難になることがある(この段階になると入院が必要になります)。

 

ステージ4

トレイなどちょっとした動作でも息切れを起こし、場合によっては寝ることができないくらい苦しくなる(当然、入院しなければなりません)。

○ステージ5:かなり重篤な症状で、安静にしていても呼吸困難になります(すぐにでも入院しなければ、死を招く可能性があります)。

最悪な結果にならないためにも、私たちは心不全の兆候とみられる症状でも、すぐに病院で検査を受ける必要があります。

 

心不全の症状は2種類に分けられる

まず、心不全の症状は、2つに分類することができます。

 

慢性心不全

さまざまな症状が発症することで、次第に心臓のポンプ機能が低下し続ける症状をいいます。

そして慢性心不全としての症状が長期間に及ぶと、右心房/左心房の両方が同時に心不全の症状を発症…その結果、合併症として不整脈を引き起こします。

 

急性心不全

心臓のポンプ機能が急激に低下することによって、「激しい呼吸困難/激しく咳や痰がでる/手足が冷たくなり、全身に冷えや汗をかく」といった症状を引き起こします。

そして、口唇や皮膚が紫色に変色してしまう「チアノーゼ現象」も…。

また急性心不全の症状を発症すると血圧も一気に降下するため(心原性ショック)、適切かつ迅速な治療をしなければ生命の危険も伴います。

 

心不全を診断する6つの方法

ではそうした心不全を診断するためには、どのような検査法があるのでしょうか。

全身の観察をします。「首の血管の張りぐあい/おなかや足のむくみ/肺の音」といった、心不全の徴候をチェックします。

 

胸のレントゲン

胸のレントゲンによって、心臓の大きさや形をチェックします。心臓が大きくなった/肺のうっ血がみつかれば、心不全と診断されます。

 

心電図検査

心電図検査で心臓の壁が厚くなっていないかをチェックするだけでなく、狭心症/心筋梗塞/不整脈がないかを調べます。

 

血液検査

血液検査によって、脳性ナトリウム利尿ペプチドという物質を測定します。これは心不全の重症度をチェックするための検査です。

 

心臓核医学検査

放射性物質を投与して心臓の造影をチェックすることで、心臓の収縮機能・心筋の血流分布や虚血・梗塞などがないかをチェックします。

 

心臓超音波検査によって心臓の状態

とくに左心室の収縮機能をくわしく調べます。

何故なら心不全の他の原因として、心臓にどのような病気が根付いているのかチェックするためです。

 

冠動脈造影・心臓カテーテル検査

主に足のつけ根(太腿)からカテーテルを入れて造影検査を行い、冠状動脈の狭窄・心臓の機能を評価します。

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