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偏頭痛には効かない?ロキソニンが効果的な頭痛と服用の注意点

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偏頭痛には効かない?ロキソニンが効果的な頭痛と服用の注意点頭痛薬「ロキソニン」が効果的な頭痛と服用の注意点を知ろう

「ロキソニン」は、その名前を聞いて「ああ、痛み止めね」と認識される方が多い、薬の中でもよく知られている存在です。

特に、頭痛持ちの方にとって、2011年から病院でしか処方されていなかったこの鎮痛剤が市販されるようになり、痛み止めとして常備して活用しておられる方が多いのではないでしょうか?

しかし、「最初のうちは効いていたのに最近、薬の効きが悪い」とか「飲んでも効かない。自分には合わないのかな?」と思っている方もおられるかもしれません。

では、ロキソニンは痛み止めなのに、頭痛に効かないことがあるのはなぜでしょうか?

ここでは、ロキソニンが効果的な頭痛と服用の注意点についてご紹介していきます。

 

1.ロキソニンの成分と効能・効果とは?

偏頭痛には効かない?ロキソニンが効果的な頭痛と服用の注意点

まずは、ロキソニン自体がどのような薬なのかを、見てみていきましょう。

それでは、ロキソニンの成分と効能・効果をご紹介していきます。

 

①ロキソニンは痛みの原因物質を素早く抑える

偏頭痛には効かない?ロキソニンが効果的な頭痛と服用の注意点ロキソニンは、解熱鎮痛成分「ロキソプロフェンナトリウム水和物」により、痛みの原因物質であるプロスタグランジンを素早く抑えてくれます。

このロキソプロフェンナトリウム水和物は、血液中への移行が早いため、効果も早いとされている薬です。

 

②ロキソニンは日常的な発熱や痛みを抑える

偏頭痛には効かない?ロキソニンが効果的な頭痛と服用の注意点頭痛や月経痛、歯痛や咽頭痛、腰痛や神経痛、肩こり痛、筋肉痛など痛みを抑えるのに幅広く効果があります。

生理痛、頭痛、風邪(上気道炎)といった日常的な発熱や痛み・炎症を抑える目的で広く使われます。

 

2.「偏頭痛」にはロキソニンは効きにくい3つの理由

偏頭痛には効かない?ロキソニンが効果的な頭痛と服用の注意点頭痛に効果があるロキソニンですが、偏頭痛の場合は効きにくいと考えられます。

それはなぜでしょうか?

ここからは、偏頭痛に効きにくい理由を説明していきます。

 

①偏頭痛の痛みにはプロスタグランジンが関わっていない

偏頭痛には効かない?ロキソニンが効果的な頭痛と服用の注意点偏頭痛とは、睡眠不足や疲れ、ストレスからの解放、光や音や匂いなどの刺激により脳の血管が拡張して周囲の神経を刺激するために起きる頭痛で、脈を打つようにズキズキと痛みます。

この偏頭痛の痛みには、ロキソニンが作用して抑えるプロスタグランジンという物質が関わっていないために、効果が得られないとされているのです。

 

②偏頭痛でも生理周期に関係したものには効果がある

偏頭痛には効かない?ロキソニンが効果的な頭痛と服用の注意点しかし、偏頭痛でも例外として、生理周期に関係して起きる女性ホルモンのバランスの乱れにより生じるものは、プロスタグランジンが関係しているので、ロキソニンで効果が見られます。

そのため、生理痛の症状の緩和にロキソニンを服用される方は多いです。

 

③ロキソニンは血管を収縮させる効果がない

偏頭痛には効かない?ロキソニンが効果的な頭痛と服用の注意点ロキソニンは鎮痛剤ですから、痛みを抑えることができても、偏頭痛の原因である拡張した血管を収縮させることができません。

そのため、偏頭痛の方には効果が見られないと考えられます。

もし、自分の頭痛の種類が分からず、ロキソニンが効かない場合は、偏頭痛の可能性が考えられます。

偏頭痛の場合は、病院で偏頭痛専用の治療薬であるトリプタン製剤を処方してもらうか、予防薬を処方してもらうことをおすすめします。

 

3.頭痛薬の飲み過ぎで「薬物乱用頭痛」になる可能性がある

偏頭痛には効かない?ロキソニンが効果的な頭痛と服用の注意点

今まで、ロキソニンが効いていたのに最近は効かないという場合は、「薬物乱用頭痛」の恐れがあります。

それでは、薬物乱用頭痛について詳しく説明していきます。

 

①「薬物乱用頭痛」とは頭痛薬の飲み過ぎで引き起こされる頭痛のこと

偏頭痛には効かない?ロキソニンが効果的な頭痛と服用の注意点「薬物乱用頭痛」とは、月に15日以上頭痛があるため、頭痛薬を月に10日以上服用していると、頭痛薬の飲み過ぎによりかえって毎日頭痛を引き起こすという状態のことを言います。

頭痛への不安から早めに予防的に服用していると、薬を飲む回数が増えてきます。

そして、痛みに敏感になり、頭痛の回数が増え、頭痛が複雑化しロキソニンも効かなくなってくるのです。

 

②「薬物乱用頭痛」は病院で治療を受ける

偏頭痛には効かない?ロキソニンが効果的な頭痛と服用の注意点薬物乱用頭痛は病院での治療を受けるのが最善です。

原因となっている薬を2ヶ月ほど中止しますので、その間、予防薬やその他の治療薬を使いながら、離脱症状を乗り越えていくことができるからです。

そして、薬物乱用頭痛を改善した後に、本来の頭痛の治療を始めることになります。

 

4.「緊張型頭痛」にはロキソニンが効果ある

偏頭痛には効かない?ロキソニンが効果的な頭痛と服用の注意点ロキソニンによって痛みを抑えることができるのは「緊張型頭痛」です。

なぜ緊張型頭痛に効果があるのでしょうか?

それでは、ロキソニンが緊張型頭痛に効果がある理由を説明していきます。

 

「緊張型頭痛」は脳の血管が収縮することで起きる

偏頭痛には効かない?ロキソニンが効果的な頭痛と服用の注意点緊張型頭痛は、肩や首のこりなど筋肉の緊張から脳の血管が収縮して、神経を刺激し痛みを引き起こす頭痛で、頭を締め付けられるような痛みがします。

この筋肉の緊張から大量のプロスタグランジンが発生するため、その物質を抑える効果のあるロキソニンは、非常に適していると言えるでしょう。

 

5.ロキソニン服用の4つの注意点

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次は、ロキソニンを服用する際の注意点をご紹介していきます。

ロキソニンを服用する際には、次のことに気を付けましょう。

 

①効かない時に量を増やさない

偏頭痛には効かない?ロキソニンが効果的な頭痛と服用の注意点先ほど述べたように、偏頭痛の場合は、効かないことが多いです。

頭痛ならロキソニンが効くと思って、効かないのは量が足りないのだと自己判断して定められた用量を超えて服用する方がいます。

それは、絶対にしないでください!

効かない時は、頭痛の種類がロキソニンに適していないのです。

病院に行くなどの適切な対処方法を取りましょう。

 

②月に10日以上飲まない

偏頭痛には効かない?ロキソニンが効果的な頭痛と服用の注意点月に10日以上服用していると、薬物乱用頭痛になってしまう可能性があり、頭痛を複雑にし悪化させます。

自分がロキソニンを何日服用しているか、何日頭痛が起きているかを記録しておいて、10日以上服用しているなら、頭痛外来などの病院で診察を受けましょう。

また、ロキソニンなどの鎮痛剤を服用し続けていると、胃への負担が大きくなり胃潰瘍になる場合などもあるので、注意が必要です。

 

③飲むタイミングを大切にする

偏頭痛には効かない?ロキソニンが効果的な頭痛と服用の注意点鎮痛剤は飲むタイミングにより効かないことがあります。

ロキソニンも頭の痛みが出始めたら飲みましょう。

できるだけ薬を飲みたくないので、ギリギリまで我慢することもあるかもしれませんが、痛みを我慢していると、痛みの原因物質プロスタグランジンがどんどん増えて薬では抑えきれなくなってしまうからです。

 

④妊娠中、授乳中は飲まないで!

偏頭痛には効かない?ロキソニンが効果的な頭痛と服用の注意点妊娠中は、つわりストレスホルモンバランスの変化などにより、頭痛が起きやすいでしょう。

しかし、妊娠中も、授乳中も赤ちゃんへの影響を考え、絶対に服用しないようにしてください。

赤ちゃんへの安全性は確立していません。

妊娠の可能性がある方も、妊娠していないかを確かめてから服用するようにしてくださいね。

 

まとめ

偏頭痛には効かない?ロキソニンが効果的な頭痛と服用の注意点ロキソニンが効果的な頭痛と服用の注意点についてご紹介していきましたがいかがでしたでしょうか?

ロキソニンは、痛み止めとして優秀な薬で、市販されて以来、手軽に病院で処方されるのと同じものが服用できるため非常によく使われています。

しかし、頭痛の種類によっては効果が見られないこともありますし、服用の仕方を間違えると、さらなる頭痛を引き起こす可能性もあります。

自分が何の原因で起きている頭痛かをよく知り、用法を守って使用するようにしましょう。

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