頭痛・偏頭痛

前頭部が痛い!「前頭部の痛み」命の危険度別病気の症状・対処法

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前頭部が痛い!「前頭部の痛み」命の危険度別病気の症状・対処法頭痛には様々な種類がありますが、痛みが生じる場所も様々です。

今、これを読んでおられる方は、前頭部(おでこの部分)に痛みを感じていて、何の病気だろうかと調べているところでしょうか?

前頭部の頭痛にもいくつかの病気が考えられます。

では、前頭部の頭痛で考えられる病気は一体どのようなものでしょうか?

ここでは、「前頭部の痛み」命の危険度別病気の症状・対処法をご紹介したいと思います。

 

1.「命に関わらない」前頭部に痛みが生じる3つの病気

前頭部が痛い!「前頭部の痛み」命の危険度別病気の症状・対処法前頭部が痛みがあるときの病気は一体どんなものがあるのでしょうか?

それでは、「命に関わらない」前頭部に痛みを生じる3つの病気をご紹介していきます。

 

①偏頭痛

前頭部が痛い!「前頭部の痛み」命の危険度別病気の症状・対処法前頭部の痛みとして多いのが、偏頭痛です。

命に関わる症状ではないのですが、ズキズキと痛む辛い頭痛が伴います。

 

症状

おでこの部分やこめかみなど頭の片側や両側が、ズキズキと脈打つように痛みます。

吐き気嘔吐を伴うこともあるでしょう。

また、光や音、ニオイに敏感になり、症状を悪化させることがあります。

他にも、身体を動かすと痛みが強くなります。

中には、偏頭痛の前兆として、閃輝暗点と言い数十分前にチカチカと目の前が光ったりして見えにくくなることがあるという特徴が見られます。

 

原因

ストレスからの解放や、寝不足寝過ぎホルモンバランスの乱れ気圧の変化などの様々な要因により、脳の血管が拡張し、周囲の神経を刺激するために痛みが生じると考えられています。

 

対処方法

頻度が少なければ、市販の鎮痛剤を用いて痛みを抑えることも1つの方法です。

しかし、頭痛の起きる回数が増えてくるようであれば、頭痛外来などで一度診察してもらうことをおすすめします。

予防薬などを用いて、偏頭痛の発症を抑えることができるかもしれません。

症状が起きた時に、薬に頼らずに痛みを和らげる方法としては、痛みがする前頭部などを冷やして広がってしまった血管を収縮させましょう。

また、暗い静かな部屋で痛みが治まるまで休むようにしてください。

 

② 緊張型頭痛

前頭部が痛い!「前頭部の痛み」命の危険度別病気の症状・対処法前頭部の痛みとして多いものに緊張型頭痛もあります。

これも命に関わるものではなく、偏頭痛ほどの痛みではないとされています。

 

症状

後頭部によく症状が現れますが、前頭部にも痛みが生じます。

頭全体が締め付けられるように痛み、ヘルメットをかぶったような感じと表現する方もいます。

頭痛以外にも首こり肩こりなどを伴う場合が多いでしょう。

体を動かすと痛みが和らぎます。

 

原因

首こりや肩こりにより筋肉が緊張し、硬くなります。

その結果、血流が悪くなり、脳内の血管が収縮し痛みを生じさせるのではないかと考えられています。

 

対処方法

この緊張型頭痛の場合は、偏頭痛とメカニズムが反対ですから、首や肩などを温めて筋肉をほぐし、血管を広げるようにしましょう。

そして、ストレッチや軽い運動をして、血流を良くすることも大切です。

また、ストレスにより生じることもあるので、リラックスする時間を持つなどして、体の緊張をほぐすようにすることで痛みを解消していくことができるはずです。

 

③群発頭痛

前頭部が痛い!「前頭部の痛み」命の危険度別病気の症状・対処法前頭部の痛みとして考えられるものに群発頭痛があります。

上記の頭痛に比べて聞き慣れない病名かもしれません。

20~30歳代の男性に多く生じ、群発地震のように一定期間内にひっきりなしに痛みが生じるため、このような名称が付いています。

 

症状

片側の目の奥や目の周囲、こめかみのあたりがえぐられるように激しく痛みます。

痛みの程度がかなり強いため、頭を壁に打ち付けたくなるほどで、日常生活にも支障を来します。

頭痛以外にも、目の充血鼻がつまる鼻水が出る、まぶたが下がる、汗をかくなどの症状があります。

一定期間内(1~2ヶ月)は、毎日1~数回痛みが生じますが、その後治まり、また1~2年経つと症状が出ます。

 

原因

原因は不明とされていますが、目の後ろにある血管が腫れて痛むのではないかと推測されています。

 

対処方法

市販の痛み止めでは、効かない頭痛ですから、頭痛外来などで薬を処方してもらう必要があります。

スマトリプタンという皮下注射や、酸素吸入などの方法が用いられることもありますので、医師に相談してみましょう。

 

2.「命に関わる」前頭部に痛みが生じる4つの病気

前頭部が痛い!「前頭部の痛み」命の危険度別病気の症状・対処法ここからは、前頭部に痛みが生じる病気で、命に関わる危険があるものをご紹介していきます。

もし当てはまるものがあれば、自分で対処できるものではありませんから、すぐに脳神経外科など病院にかかるようにオススメします。

 

① くも膜下出血

前頭部が痛い!「前頭部の痛み」命の危険度別病気の症状・対処法

くも膜下出血は、脳の表面を覆っている膜の1つくも膜の下に出血がある状態のことを指しています。

原因としては、脳の血管のふくらみ脳動脈瘤が破裂したために起こることが大半です。

出血した血液は、くも膜下に流れている脳脊髄液に血液が混ざるようになります。

 

症状

バットで殴られたような痛みと表現されている通り、今までに経験したことのない痛みとされています。

いま、頭痛で前頭部の痛みのある方は、これを読むことができる状態であれば、この病気を疑う必要はないかもしれません。

それほどの強烈な痛みで、頭痛とともに激しく吐いたり、意識を失ったりすることがあります。

もし、身近にこのような症状の人を見たら、すぐに救急車を呼びましょう。

 

②脳出血

前頭部が痛い!「前頭部の痛み」命の危険度別病気の症状・対処法脳内の血管が何らかの原因で破れて、大脳、小脳、脳幹の中に出血した状態を脳出血と呼びます。

高血圧が原因として70%を占めています。

 

症状

頭痛や嘔吐意識障害片側の麻痺言語障害呼吸障害高熱めまい歩行障害などの症状が見られます。

こうした症状が現れたら、すぐに救急車を呼ぶ必要がありますが、嘔吐を伴う場合、吐しゃ物で窒息しないように注意しましょう。

 

③ 脳腫瘍

前頭部が痛い!「前頭部の痛み」命の危険度別病気の症状・対処法脳腫瘍とは、頭蓋骨内にできる腫瘍の総称です。

死に至るケースもあるので、痛みを放置してはいけません。

 

症状

頭痛や、吐き気、意識障害、言語障害、視力障害、てんかん発作などがありますが、腫瘍のできる部位によって症状は異なってきます。

脳腫瘍の頭痛は、朝方に強く現われ日に日に強くなっていきますから、当てはまる方は、脳神経外科での検査をおすすめします。

 

④ 髄膜炎

前頭部が痛い!「前頭部の痛み」命の危険度別病気の症状・対処法

髄膜炎は、ウイルスや細菌の感染により脳を覆っている膜である髄膜が炎症を起こした状態です。

風邪の症状と似ているのが特徴でもあります。

 

症状

頭痛、発熱、嘔吐、意識障害、けいれん、項部硬直、首が痛くて曲げられないなどの症状が見られます。

風邪などの症状と間違えられやすく、風邪がなかなか長引いて良くならないという方はこの病気を疑う必要があります。

死に至るケースもありますので、風邪薬が効かない、頭痛薬が効かないという方は、病院での診察を受けてください。

 

まとめ

前頭部が痛い!「前頭部の痛み」命の危険度別病気の症状・対処法「前頭部の痛み」命の危険度別病気の症状・対処法をご紹介しましたががいかがでしたでしょうか?

前頭部に痛みが生じる病気を7つほど挙げましたが、これら以外の病気の可能性があります。

前頭部の頭痛が続いている方は、まずは病院での診察を受けることをおすすめします。

命に関わらないケースが大半ですが、もしかしたらという場合もあるからです。

重い病気ではないかと心配しながら過ごすよりも、一度検査してもらえば、安心して過ごすこともできるでしょうし、適切な対処方法を教えてもらえるので、辛い痛みともお別れできるはずです。

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