頭痛・偏頭痛

毎日頭痛が起きる…「慢性連日性頭痛」に含まれる4つの頭痛の対処法

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毎日頭痛が起きる…「慢性連日性頭痛」に含まれる4つの頭痛の対処法

頭痛持ちだという方は非常に多く、あなたご自身もそうかもしれませんし、身の周りにそのような方をご存知かもしれません。

では、その頭痛の頻度はどれくらいですか?

毎日という方が中にはおられます。

毎日の激しい頭痛のために、不登校になったり、仕事に行くのが困難だったり、家事がこなせないという生活に支障を来すという悪影響が及んでいる場合もあるでしょう。

このような毎日の頭痛は、慢性連日性頭痛と呼ばれ、その中には様々な頭痛の種類が含まれています。

では、一体慢性的な頭痛は具体的にどういったものなのでしょうか?

ここでは、「慢性連日性頭痛」に含まれる4つの頭痛の対処法をご紹介したいと思います。

 

1.毎日起きる頭痛「慢性連日性頭痛」に含まれる主な4つの頭痛を知ろう

毎日頭痛が起きる…「慢性連日性頭痛」に含まれる4つの頭痛の対処法

慢性連日性頭痛の定義は、1日4時間以上の頭痛が1ヵ月に15日以上起こる状態が3カ月以上続いているものの総称です。

頭痛の種類としては、偏頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛、薬物乱用頭痛などが含まれます。

朝起きた時から頭痛が起き、一日中ずっと続くことが多いようです。

特に若い人にも多く、5歳から17歳の平均2.2%に発症しています。

思春期のストレスにより、頭痛が慢性化しているとも考えられます。

それでは、早速4つの頭痛のタイプを紹介します。

 

①毎日起きる頭痛が「偏頭痛」の場合

毎日頭痛が起きる…「慢性連日性頭痛」に含まれる4つの頭痛の対処法

毎日起きる頭痛として偏頭痛がありますが、どのような頭痛でしょうか?

本来は、月に1,2回もしくは週に1,2回の割合で起きる頭痛ですが、薬の服用が多いなどの理由により、毎日のように症状が起きる頻度が上がってしまうことがあります。

原因

脳の血管が何らかのきっかけにより拡張して、血管の周囲の神経を刺激して痛みを生じさせます。

そのきっかけとしては、ストレスから解放された日ホルモンバランスの乱れ寝不足寝過ぎ自律神経の乱れ気圧の変化などがあります。

毎日起きる前は、こうしたことが原因で起きていたはずですが、毎日起きるようになっている場合は、頭痛が複雑化してこれらのきっかけと関係なく起きている可能性も考えられます。

 

症状

頭の片側か両側がズキンズキンと脈を打つように痛みます。

吐き気や嘔吐、下痢などの症状が伴うことがあるでしょう。

特徴としては、頭や体を動かすと痛みが悪化するという点です。

痛みの程度は強く、日常生活を送れなくなり、光や音やニオイに敏感になります。

前兆として、数分~数十分前にあくびが出たり、目の前がチカチカと星が飛ぶような感じを受けたりする場合もあります。

 

対処方法

毎日のように偏頭痛が起きていて、市販の薬を多用しておられるなら、脳神経外科頭痛外来などを受診しましょう。

病院に行かずに薬で対応していると、どんどんと悪化していくだけで、回復を望めません。

いつ、どの程度の頭痛が起きているかを記録しておいて、病院で検査を受けるなり、医師から適切な薬を処方してもらうなりしましょう。

残念ながら、偏頭痛は完治することが今のところはできませんが、回数を減らすために予防薬などを活用することはできます。

 

②「緊張型頭痛」が毎日起きる場合もある

毎日頭痛が起きる…「慢性連日性頭痛」に含まれる4つの頭痛の対処法

緊張型頭痛も毎日起きることがあります。

緊張型頭痛とは、首から肩、背中にかけての筋肉が緊張して固くなり血流が悪くなることで、脳の血管も収縮し、周囲の神経を刺激することで痛みが生じます。

 

症状

症状は、頭が締め付けられるような痛みが生じます。

偏頭痛ほどの痛みではなく、この頭痛は体を動かすと痛みが軽くなるという特徴があります。

他にも、めまいふらつき全身のだるさが生じることもあります。

首こりや肩こりが伴うことが多いですが、毎日この緊張型頭痛が起きている場合は、痛みのコントロールをしている脳の神経が正常に働かず、筋肉が緊張していなくても痛むことがあります。

 

原因

精神的ストレス身体的ストレスが原因となり生じます。

一日中、同じ姿勢で勉強や仕事、何らかの作業をしていたり、スマホやパソコンをずっと見続けていて目が疲れていたり、枕が合っていなかったり、冷えていたりといった状況が身体的ストレスとなり、筋肉の緊張、血流の悪さにつながり、痛みを生じさせます。

 

対処方法

毎日、緊張型頭痛が起きている場合、市販の鎮痛薬の服用はあまり効果がないとされています。

緊張型頭痛の場合は、病院に行くと、精神的ストレスによるものであれば、抗うつ薬抗不安薬が処方されることがあります。

また、筋肉の緊張が原因であれば筋弛緩薬を用いることもありますが、一時的な対処方法であることを思いに留めておきましょう。

基本的には、ストレスを溜めすぎないこと、肩こりや首こりを解消する方法を見つけること、血流を良くするために身体を温めること、適度な運動をすることなどの日頃の生活習慣を見直すことが一番の緊張型頭痛を和らげる助けになるはずです。

 

③ 毎日起きるのが「薬物乱用頭痛」の場合

毎日頭痛が起きる…「慢性連日性頭痛」に含まれる4つの頭痛の対処法

薬物乱用頭痛とは、偏頭痛や緊張型頭痛などのために、鎮痛薬を服用し過ぎると起きる頭痛です

薬を飲む回数や量が増えると、脳が痛みに敏感になり、また薬を飲む、そして薬が効かなくなるという悪循環に陥り生じます。

定義としては、月に15日以上頭痛が起きることや、月に10日以上頭痛薬を服用すること、飲んでいた薬が効かなくなってきた、同じ薬を3カ月以上服用しているなどが挙げられています。

 

対処方法

定義に挙げた点が当てはまっていたら、脳神経外科頭痛外来で診察を受けましょう。

まず、原因となっている薬をやめるように指示されることが多いです。

その際、離脱症状として頭痛や吐き気や嘔吐などが生じますが、その1~2週間を超えると、もともとの頭痛の症状だけになります。

そこから、もとの偏頭痛や緊張型頭痛などの症状に応じて予防薬などを活用して治療していくことになるでしょう。

慢性連日性頭痛の大半は、この薬物乱用頭痛と大きく関係していると言われています。

 

④毎日起きるのが「群発頭痛」の場合

毎日頭痛が起きる…「慢性連日性頭痛」に含まれる4つの頭痛の対処法

この群発頭痛は、1~2ヶ月の間、毎日、痛みが生じます。

その期間の後は、半年から2~3年は症状が出ないことが多いので、1年中起きる他の頭痛とは少し異なります。

 

症状

群発頭痛の場合は、痛みの程度が非常に強く、目がえぐられるような激しく耐え難い痛みが生じます。

片側の目の奥や目の周囲に痛みが起きます。

朝方に痛みが出ることが多く、涙や目の充血、鼻水が出るなどの症状が伴うでしょう。

1回の痛みの持続時間は15分~3時間ほどとされています。

 

対処方法

群発頭痛は、アルコール喫煙気圧の変化がきっかけとして生じるのではないかと言われていますが、はっきりと発生のメカニズムが分かっていません。

市販の痛み止めでは効果が得られませんから、脳神経外科や頭痛外来などを受診してください。

トリプタン系の薬物療法や、純酸素吸入法(純度100%の酸素を毎分7リットルを15分吸入する)などを用いて治療が進められるでしょう。

 

2.毎日起きる頭痛は薬の服用に要注意

毎日頭痛が起きる…「慢性連日性頭痛」に含まれる4つの頭痛の対処法

もし、毎日のように頭痛が起きていたら、本当に辛い日々でしょう。

痛みを抑えたくて薬をすぐに飲んでいる方も多いかもしれません。

しかし、残念ながら根本的な解決にはなりません。

中には、上手に頭痛と付き合っていかなければならない種類のものもあります。

ですが、自分で薬を多用するのは危険ですから、一度病院での診察を受け、自分の頭痛のタイプに合わせた治療方法、薬の処方をしてもらうことをオススメします。

 

まとめ

毎日頭痛が起きる…「慢性連日性頭痛」に含まれる4つの頭痛の対処法

「慢性連日性頭痛」に含まれる4つの頭痛の対処法をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?

辛い頭痛の原因がわからないまま、鎮痛剤を飲み続けているうちに慢性的な頭痛を発症させている可能性もあります。

頭痛が続くようであれば、一度病院での診察をおすすめします。

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